豚肉は何と言ってもビタミンBが豊富で、疲労回復・美容・夏バテの予防などにも効果があります。たんぱく質・コラーゲン・鉄分・リンがバランスよく含まれています。牛肉に比べると、豚肉は加熱しても栄養分が壊れにくい為、体内への吸収率も良いです。
また、敬遠されがちな豚の脂ですが、酸化されにくく、エネルギーを多く摂取する事ができるので、適度に摂取する事で栄養を補う事ができます。

黒豚
黒豚とは1999年(平成11年)9月1日に、「純粋なバークシャー種のみを黒豚」という定義が制定されました。
バークシャー以外の豚と交配させても、黒豚と名乗る事はできません。
黒豚は生産するのに大変コストが掛かります。なぜらなば、飼育期間が長く中型ゆえに肉の部位も他と比べると小さくなり、飼料効率が悪いです。
肉質は肌理細かく赤身が濃いのが特徴です。黒豚と言ってもすべてが同じ肉質とは限らず、飼料・飼育方法・環境によって多少なりとも違いはあるものです。例えば鹿児島黒豚など有名ですが、他にも全国各地に様々な銘柄があり、味も様々です。


SPF豚
 
 
SPF豚とは【Specific Pathogen Free】特定病原菌不在豚と言います。
SPF豚認定規則の基準に合格した豚だけがSPF豚となります。
SPF豚は、帝王切開で胎児を無菌状態で取り出し、無菌の室内で育てた豚の事です。そうする事で慢性疾病(マイコプラズマ肺炎・トキソプラズマ感染症など)を排除でき、豚に対しての薬物投与も激減します。
そして、慢性疾病じゃないため育つのが早く、飼育日数も少なく、それによってコストも軽減されます。
SPF豚の肉質は、肉の肌理細かく適度な脂肪があり独特の臭みもありません。
「無菌豚」とも一部では言われていますが、純粋に生で食べることはできませんが、安全・安心をモットーにで生産されています。
SPF豚認定シール
SPF豚の認定シール
画像提供「(中)日本SPF豚協会」